WISTORIA★TURISMO

   同人サークル「ウィストリア」「W TURISMO」活動案内  <2019年8月、Yahooブログから移転>                          赤以外の色字にはリンク色々いれてあります。ご参照ください。

CMS5(水戸コミケ)・レポート

5年に1度のお祭りコミケスペシャル5!
今回は「街おこし」ということで、茨城県水戸市です。

 

水戸・・・・・・
沖縄や24耐に比べればインパクト薄めですが、Wにとっては初めてのスペシャル参加。
常陸国も大好きです。気合い入れて行ってきました!

と言っても。

 

新刊の『常陸国風土記』は前述の通り何だかアレな出来具合で。
ホンモノの梅の花枝を鳥居に飾る予定だったのに、松本駅周辺では取り扱っておらずf:id:wistorian:20190926193801p:plain 探し歩いている内に日が暮れて榊葉すらも入手できなくなってしまい、結局いつもの紐飾り。

 

更に、前日は同僚の送別会だったので、またしても睡眠2時間でGO。
そして前代未聞の強風です。山越え上信越をヨロめきながら東進。80km/hでも横ズレします。こわ。
国道に降りると至る所に看板やバケツが転がり、道路工事の仕切りポールがズレて道を塞いでいるし・・・・・・
仕方ないのでハザードをつけて停車し、障害物をどけて、また前進。
後日新聞を見ると、この強風で死者も出たとか・・・―――

 

そんなこんなで、夜中の1時に出発したのに、8時丁度に現地到着。
高速が繋がっていないにしても、どうしてたかが300kmの移動に7時間もかかるのか・・・7時間あったら、深夜高速で東京から青森まで行けますよ・・・もう・・・

 

更に着いた途端、恐ろしいほどの豪雨・・・・・・――!!
この水戸コミケに、風神雷神もハイになっておられる模様です。

 

事前に見た天気予報では「9時以降に晴れ」。サークル入場は8~10時なので、慌てずに車中で時間潰し。しかし、何故か果敢に車から飛び出して会場へ向かう勇者が多数。ハイだ。みんなハイだ・・・

 

予報通り9時過ぎに止んだので、いざ、サークル入場!
↓今回の通行証はコレです。
イメージ 1
シールワッペンで、胸部に貼って入場しろと書いてあります。
額に貼ったり背中に貼ったり、守ってない悪い子がたくさんいましたが、スペシャルはちょっとお祭り気分なので、スタッフもうるさく言わないみたい。
 
右の赤いのが1日目で、左の青緑が2日目です。2日目の方が、ホログラム梅で綺麗…
(2日目は「Flight of Academy」さまに委託して戴きました☆)
*************************************

 

会場は「昔はデパートだった廃ビル」と聞いていたのですが、入ってみると陳列棚や試着室などがそのまま残っている「廃デパ」でした。机上には砂ぼこりが積もり、天井の空調が入ると綿ぼこりが頭に降り注ぎます。
そんなのが好きな人ばかりが集まる鉄道旅行ジャンル(←偏見)は、2階のFブロック。
WのスペースはL字の会場の短い辺の奥の角っこで、後ろと横は壁。前には仕切りがあり、来場者からは見事に死角。しかし後ろに棚があり、広々使えて便利でした@

 

大鳥居などをセッティングしていると、突然イバライガーが各フロアにやってきた!
夜のライブやグッズの宣伝をしに来たらしいのですが、盛り上がった参加者たちの要望に応えて突如、写真撮影会までやってくれちゃうサービス精神!!(余談ですが、お供の人は盛り上げ役のコミケスタッフだと思っていましたが、イモライガーというちゃんとしたキャラなんですね・・・)
この後、一般待機列にも現れたそうです。開場後は「コミケ会場をパトロール」していたとか。

 

11時。
一般入場開始です。
「スペースでの飲酒OK」なので、持ち込み酒や水戸コミケ限定酒で乾杯するサークルさんがチラホラいました。車でなければWだって・・・・・・くう・・・っ

 

最初は全く一般入場者が来なくて、たった8spでまわすブロックノートが3巡する有様。画材持ってくれば良かった!と悔やむほど時間アリアリ。そのうち互いの地元のお菓子のブツブツ交換が始まりました。皆さん、色んな地域から来ていますねえ。ブロックノートで会話もしちゃえ(笑)
とにかく、暇。

 

  「やっぱり750spだし、スペシャルってこんなものなんだな~」
  「こんなんだったら代行でも使うことにして、向かいの京成デパ
   で地酒でも買って呑んじゃおうかな・・・・・・」

 

とダレかけたW。しかし実は一般入場列は、一気に6階(男性向け)まで昇って、順次好きな階に降りていくシステムだった模様。入口は狭い上に、建物内の上下移動は階段のみという構造で、更に待機列の居る芸術劇場と会場の建物の間には一般車道が通っていましたから、それはもう時間がかかったみたいです(^^;)

 

なのでそれらの人が上から次々と降りてくると、いきなりフロアが混み始め・・・――
12時頃からは「いつもの鉄道旅行ジャンルエリア」でした。
つまり、「来客が全く途切れない」!(←これはこれで大変f:id:wistorian:20190926193801p:plain
おかげさまで、『じんじゃんらんセット』は14時に持ち込み分完売☆
新刊もよく出ました・・・・・・
ご来訪戴いた皆様方、ありがとうございましたm(_ _)m

 

*********************************************

 

さて、閉会後。
まだ陽もあるのでホテルに車を移動して、ちょっと気になっていた神社へ向かいました。ところが風が強くてヒドくて、寒いしコンタクトが痛くなるしで、最悪です。
しかも目的の神社、1本入る道を間違えて……強風と寒さで戻る気力もなく、「こんな空腹でやってられん!!」と呑み屋探しに移行することに・・・

 

呑み屋は北口に集中しているようですが、騒がしく大規模な店は好きではないので南口に移動。
「カウンターがあって、良い地酒があって、隠れ家的なお店に行きたい・・・!!」
疲労の為に欲深になってきました。かと言ってガイドブックも持っていなければ、携帯でネット検索もできません。望みの店は、一体どこにあるのやら・・・・・・
さまよい続けて諦めかけた時に、見つけました、良いお店f:id:wistorian:20190926193502g:plain

 

「酒趣」(しゅしゅ)という個人店で、シックな内装に落ち着いた雰囲気。
焼酎は九州産のみで甕揃え、ワインも多彩。
肝心な日本酒は・・・望みどおりです!「置いているのは茨城県産のみ」という強力な地元偏愛店で、50種以上ありました☆
料理は和食とイタリアンの取り揃えで、地場産野菜や魚も質の良いものを用意しています。那珂湊のホウボウの刺身に、レンコンのスリ身揚げが美味しかった・・・
お値段は居酒屋チェーンなどに比べれば少々高いですが、この質で3合一人呑みして¥4,500はかなりお安い方です。大勢で騒げる雰囲気ではないので、一人か少人数の大人な呑み会にオススメ。デートにも耐えられるオシャレ系です。納豆メニューもかなりあるので、観光者にも◎。

 

『酒趣』→サイト無し。日祝定休(祝日前日は営業)、17:00~、カウンターあり。
    水戸市城南1-5-16 第二住吉ビル1F、029-302-1103、市役所の近く。

 

おいしかったのは「府中誉」(石岡市)の『渡舟:濾過前五十五』と「野村酒造」(常総市)の『紬美人:特別純米無濾過生原酒』。「府中誉」というのは、昔の国府石岡市にあったからですね。常総市は昔の下総国ですが、美味しいから良しとします。有名だと言う「月の井」も呑んだのですが、さっぱり過ぎてイマイチでした・・・

 

睡眠二時間でコミケに参加し、神社にあぶれて当ても無く8km歩いてさまよい、良酒に出会う。まるで神様のお導きのようではないですか。
この後は当然、ホテルへ戻るなり撃沈ですf:id:wistorian:20190926193801p:plain
 
 VIVA水戸コミケ