WISTORIA★TURISMO

   同人サークル「ウィストリア」「W TURISMO」活動案内  <2019年8月、Yahooブログから移転>                          赤以外の色字にはリンク色々いれてあります。ご参照ください。

北陸本専5・レポ

 
Oz様が参加されていて、「あ、富山なら行きたい!!」と思ったイベントです。
以前福井県に住んでいた時、石川県と岐阜県にはよく行ったのに、富山県は日帰りヘルプしか機会がなく・・・ 新潟県と金沢(「石川県」ではない)という有名観光地に挟まれた、北陸なんだけど忘れられやすい越中。なんか穴場なんですよね、富山って。
しかし、日本海側がメインテーマなWにとっては重要地区。特に良社が集中し越中国国府があった西部には、いつかきちんと訪れたいと思っていました。
 
そこで今回は金沢開催(ここがホーム?)でしたが、無料になった安房峠を越えればわずか250kmの距離をあえて高岡市で前泊。(神戸を日帰りするくせに・・・)
行きたい神社は沢山あるけれど、雨予報なのでまずは軽く巡拝&観光。ということで、メインの目的は当然「酒と魚介」に(←もうここで脱線)。 自分好みの居酒屋を探す為、毎日PCに向かって作業をしていました。
ようやく目当てのホテルも居酒屋も決まった出発前日、お泊り荷物も詰め終わって道も頭に叩きこんで(←反NAVI派) さあ寝るか!という時に、ふと気付いたのです。
 
  「あれ? 本当は私、何しに北陸に行くんだっけ・・・・・・??」
 
うわ――――・・・ イベントの準備、全然してませんでした・・・
 
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会場は金沢駅から徒歩10分な、兼六園側の「めいてつエムザ」。
観光ツアーに必ず組み込まれる近江町市場のすぐ近くで、無印やスタバや地下デリが入っている半デパビルーーーの南側を占める、「ITビジネスプラザ武蔵」の6Fで開催です。この日は台風2号が近づいているとかで、結構な雨と風。
10時頃到着で近江町パーキングビルに停め、そこから3分の道のりで、既に荷物がびしょ濡れ。初めて行く会場は「ここだよね。ここでいいんだよねー」と探りを入れつつ入るのですが、入口の説明等とても親切なので迷わずたどり着けました。そして入るとなんと、1階のEVホールでスタッフの方が待機。
会場を案内するとともに、傘を入れるビニル袋を手渡したりなんかしてくれちゃうじゃないですか! こ・・・・・・これは初めての気遣いだ!!
 
まあ確かに、いかにもなオタク(しかも大荷物付)がデパエリアを多数うろうろしたら、次回開催は無くなってしまいますものね
 
北陸本専は、「本オンリー」なオールジャンルイベントです。
本を発行していないサークルは参加不可。「CDだけ」もダメ。本以外は、頒布禁止(無料配布はOK)。コスプレも禁止。徹底してます。
なので創作系サークル多め。
雰囲気で言えば、「平均年齢の高いコミックファクトリー」という感じ?
そういえばスタッフの雰囲気そっくり・・・(下手すると慇懃無礼だけど/笑)
 
こういう縛りがあるイベントは、放っておいても人が集まる売れ線ジャンルのイベントと違ってひと工夫が無いと続かないもの。北陸本専はその点、地道に努力しているなーと感じるところが多かったです。
会場の机が横幅150cmとかなり小さいのですが、その分余裕のある配置でゆったり。
委託販売が会場受付の外にあったのは斬新でした。パンフを購入しなくても委託物なら買えるってことですよね。「入場しなくても買えるなんてラッキー」よりは、「無料で本が見られるなら行ってみようかな」の確率を重視、でしょうか。良いチャレンジだと思います。「会場に気軽に来て貰える工夫」ということで。
見本誌シールは結構綺麗に剥がれるので、終了後は陳列コーナーから自主回収。(私は次の提出見本誌にまわしましたが) これも「気軽に見て欲しい。でも、1冊提出してしまうのはキツい」という若手さんへの配慮?
おお、HPに「遠方からお越しの方用」のリンクがあるぞ!
せっかくの金沢、こういうのがあると「観光ついでに行こうかな」と思えますよねー。
三者のネット情報も氾濫する現在、できればサイトリンクではなく「実際に行ったことのあるスタッフの意見」が知りたいところですが、何も無いよりはマシです。
松本も一応有名な観光地(が内外にある市)なんだから、観光関係の情報をサイトに載せてみては?!とかなり昔に提案したのですが・・・(東京住まいの時に初参加して、「スタッフのおすすめとか知りたいのに、何も載ってないなこのサイト・・・」と思ったので。)主催者独走タイプのイベントだとそこまで手が入れられないみたいですねえ(←また批判?)
まあ、いずれWの「信州の話」辺りにでも、「松本でのイベント参加ついで観光!」みたいなの作りましょうか★
 
そんなこんなで、5回目にしては随分気配り屋さんな主催だなあ・・・という印象を受けました。主催は別のイベントで研鑽した方たちなのかな?
毛色が珍しいからか、Wの本もたくさんお求め戴けました。ありがとうございます。
 
うるさいことを言えば、パンフ完全購入制で出入りの度に提示しなければならないんだから、パンフはせめてA5サイズにしてくれないかなー・・・・・・と。
イベントを抜け出してデパエリアで昼食調達したのですが、バッグはB5サイズ以下。裏表紙が配置図だったのがせめてもの救いと、丸めて持ってウロウロ。無印で服飾品を買いデリでお昼ご飯を買って、紅茶葉を吟味した後はスタバで食後のコーヒーも・・・
ああ、パンフ邪魔・・・・・・!!
 
とにかくこの「デパ隣接」という立地、気に入りました
普段街へは意図的に近寄らない私のような人間には、必要に迫られた買い物がついでに出来て便利です。いつもはオニギリやサンドイッチで済ますのですが、うっかり「北陸の幸」と題打ったお鮨パックなんかも買ってしまいました。ネタの種類が豊富で新鮮なくせに、お安い~っ 
しかし、さすがにスペースで食べる時はしまったな・・・と。
醤油の匂いが嫌いな人とか居ますしね・・・ (一応少量ずつつけてみましたが
すみません・・・新鮮な魚に飢えていたもので・・・
 
今回の「おまけ」は、栗の町小布施は栗庵風味堂の、栗の砂糖菓子「くり風味」。
高価な小布施モノの中で、大衆的な商品を繰り出す稀有なお店です。
和三盆ではない上に栗が入っていないのですが(詐欺?!)、その割には中々イケる味。
金沢というお京な土地でなければ、好評だったはず(笑)
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アフターイベントは金沢駅(未経験)へ行く予定だったのですが、雨も強くなってきたので北陸道→長野道で
大人しく遠回り直帰。多分こんな暴風雨では、安房峠の向こう側は通行止めか土砂崩れですものね……
しかし高速でも吹流しが真横にたなびき、水しぶきで煙って視界超絶不良。とってもスリリング。
 
そして前夜は富山の全酒蔵の酒を置いているという陣太鼓で、ガンドに白海老イカワタ、高岡コロッケと富山の幸を堪能したおかげか、長野県に入る時は「ああ・・・戻って来ちゃったよ・・・」と、有り得ないガッカリ感が来襲。(東京や大阪方面から戻る時はウキウキなのに) もちろん「高い山と旨い酒」>「旨い魚介」なのですが、何と言うか本中華・・・(って何なのでしょう、このセリフ。脳みそに刷り込まれているのですけど)
 
早くこの味わいを忘れないと、海無し県での永住プランが流れてしまいます。
いや、そうじゃない、、、定期的に食べに行けばいいんだよ!
 
よって今後は、優先的に毎年参加しようと思います、北陸本専。

出張で「東北本専」とか「山陰本専」もやってくれないかなあ
 岩漫が休止だなんて・・・