WISTORIA★TURISMO

   同人サークル「ウィストリア」「W TURISMO」活動案内  <2019年8月、Yahooブログから移転>                          赤以外の色字にはリンク色々いれてあります。ご参照ください。

新しい神社様式

久々に神社巡り旅行をしてきました。神社の最新コロナ(COVID-19)対策をご紹介します。

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 そもそも去年末、初詣で大勢が同時に参拝しなくなるように一部の有名神社が境内をネット配信してました。これで人出を抑制できたのかはわかりませんが、世間の意向に逆らっての初詣に御利益が無いことくらい子供だってわかるでしょう。定例祭(厳か系)のネット配信に関しては当然ながら氏子や崇敬会限定ですが、こういうのもどんどん有料配信したら良いと思います。収入になるし、記録に残るし、欲しい人は欲しい(自分)。

 オンライン祈祷 は以前からあったのですが、私これにはかなり批判的で、実際広まっていませんでしたし、今もそんなに増えてはいません。元々、参拝時に芳名帳に記帳すると後で神職さんが神前に報告してくれたり、郵送やメールで祈祷を依頼することも可能でそれには本人が同席していなかったわけですから。。。そう、こういう時のための神職さんですよ! 

 結局オンライン祈祷は「直参 > その他」の「その他」でしか無いので、神葬祭くらいにしかメリット無い。「いつか直参できる時」を待てる立場なら、直参の方がいいに決まっています。

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 さて、時期や時間を見計らって実際に神社へ行ったとしましょう。まず、凄いところはこうです。参拝不可。 f:id:wistorian:20210223140143j:plain

まあ、ここは観光神社ですからね・・・ それでも「写真さえ撮れればOK」という人で、有料駐車場は賑わっておりました。

 

 有難くも入れたとして、最初の関門が 手水舎。小さい神社は使用禁止になっていますので、「参拝前の手洗い」又は「水ペットボトル持参」しましょう。

 感染防止には手洗い必須なので、ほとんどの神社は柄杓撤去で対応していました。余裕がある神社は竹やビニパイプを設置して、水の流れが複数出るよう工夫してあります。更に予算があればセンサーで水が出るように! (画像右下)

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次に拝殿前アルコールスプレーが常備されています。これをビシャっと手にかけてよく摺りこまずに皆さん鈴緒を握るのでしょう、心なしか持ち手のあたりがしっとりと・・・・・ 鈴は画像のように柱にくくりつけて使えないようにするか、撤去がベストですねf:id:wistorian:20190926193801p:plain 凄い社では、鈴の音までセンサーでした(青丸に手をかざすと音が鳴る)↓↓

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 札授与ビニル壁設置か、無人授与のところが増えました。又は、拝殿前に並べられて「お代は賽銭箱に入れてください」。当然お釣は求められないので、小銭の準備は重要です。お御籤も神前に用意され、アルコールスプレー設置&「手でかき回さないでください」と貼ってあったり、他を触らずに抜き取れるよう立てられる台を作ったりと、業者も色々頑張っています。

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↑この年代物も今回たくさん見かけましたが、ずっと現役なのか倉庫にしまってあったのをコロナ対策で復活させたのかは、わかりません。何しろ人が居ないので(笑)

 

御朱印は多くは「別紙に印したものを頒布」となっていて、御朱印帳を預からない形に。

まあ、屋外での一般参拝で感染する確率は有名神社の初詣レベルでない限り大変低いでしょうが、こういう「対策してますよ!」という姿勢は大事かと思います。狛犬だけでなく境内の像なら何にでもマスクしてアピール・・・って、魚も?? ↓ ↓

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因みに、これはコロナ対策ではないそうですが近代システムの好例として紹介したいのがこちら、地元協賛のデジタルサイネージ境内案内! 

f:id:wistorian:20210222101024j:plainご由緒や境内図が一目瞭然でこれは便利。地元店の広告も見られるので、近隣のカフェやパン屋なら観光客でも参拝後に利用することができます。

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↑MAPの番号を押すと左側に説明が出る。 こちら↑を押すとスポンサー企業の案内が。
ある程度規模の大きい観光的な3社(一之宮だったり市街地ど真ん中だったり)で見かけましたが、増えるといいですね。でもタッチパネルなのに、ここにはアルコールスプレーは設置されてなかったな・・・

 

あと、これもコロナ対策ではないはずですが、「今回の旅行のヒット」な賽銭箱(鳥居の上の赤い箱↓↓)を・・・・・・4回目でやっと成功f:id:wistorian:20190926193502g:plain

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 そして社務所で拝見 ↓↓  こんな雑誌も出てたんですね・・・

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参拝方法なども丁寧に解説されており、本当にもう『じんじゃらん』シリーズは必要ない時代になったなあと思いました。宜しいことです。